北海道の札幌市でインプラントにする前に！顎の骨をチェックしおすすめできるか要確認

2023/09/24

顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラント

インプラント治療は人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法なので、治療を進めるうえで顎の骨が健康であることは重要な条件の一つです。顎の骨が健康であれば、インプラントはしっかりと固定され、安定した咬合力を得ることができるでしょう。

しかし、顎の骨が健康でない場合、人工歯根を埋め込めない場合があります。骨密度が低い場合や骨が不足している場合は、インプラントの安定性が低下してしまうかもしれません。インプラント治療の長期的な成功にも関係するため、骨の状態をしっかりチェックすることをおすすめします。

顎の骨が少ない人にはおすすめできない

インプラントは顎の骨が少ない人にはおすすめできません。施術には人工歯根を顎の骨にしっかりと固定することが必要で、人工歯根をしっかりと固定できない場合があるからです。顎がしっかりしていないと、インプラント治療に必要な骨を増やすための追加的な手術が必要になることがあります。この状態ではリスクが大きく、時間と費用もかかってしまうでしょう。

また、周囲の歯や神経にも損傷を与える可能性があり、治療中に歯周病や口腔内の感染症が進行する可能性があることも考慮しなければなりません。インプラントを検討中の方は、ご自身の顎の状態についても十分に診てもらいましょう。

できない場合の代替治療法

顎の骨が健康ではない場合、インプラントの治療が受けられないケースがあります。そのためインプラントができない方は、代替治療法を検討してみましょう。ブリッジは周囲の歯を削り、その上に義歯をかぶせる方法です。ただし、インプラントに比べ歯を削る必要があるため、歯の健康に悪影響を与える可能性も考慮しておきましょう。

このほかの治療法として、歯の欠損部分をレジンで補綴するレジン補綴があります。比較的簡単に施術できますが、耐久性が低く定期的なメンテナンスが必要です。最適な治療法を選択できるよう、医師とじっくり相談することをおすすめします。