保険適用されるインプラント治療の条件とは北海道の名医を紹介
先天的な顎の骨の形成不全などがある場合
先天的な顎の骨の形成不全などがある場合、インプラント治療は保険適応されます。保険適用の条件は、まず顎骨形成不全による欠損や骨吸収が進行している場合、他の補綴法による治療が困難である場合です。歯を失った部位が影響し、他の歯の移動などによって歯列異常が予測される場合も、保険を適用できる可能性があります。
このほか、咀嚼機能の低下が予測される場合も、保険が適用されるケースです。保険の種類や範囲については、あらかじめ治療を希望する歯科医師に相談することをおすすめします。
病気や事故によって顎を広範囲に失った場合
インプラント治療が保険適応される条件は、歯列異常を生じることが予測される場合、咀嚼機能の低下が予測される場合、顎骨形成不全による欠損や骨吸収が進行している場合です。しかし、事故や病気による顎の広範囲な欠損に対して、インプラント治療が保険適応されるかどうかは、患者さんの状態によって異なります。
一般的に、骨移植によって顎の骨が再建された場合や、顎の骨の形成できない場合が、保険が適用されるケースです。実際に保険適用ができるかどうかは医師の確認が必要なので、気になる方は診断の際に尋ねてみてください。
主治医の診断書のもらい方
インプラント治療が保険適用となるためには、主治医の診断書が必要です。そのため歯科医師に治療を依頼する際に、保険適用について確認しておきましょう。保険適用が可能な場合は、診断内容・治療方法・治療期間・費用などが診断書には記載されます。
診断書の作成には、診察や検査が必要となる場合があるため、医師の指示に従って診療を受けることが重要です。正しい診断書がない場合だと、保険の申請ができない可能性があります。手順をあらかじめ確認し、漏れがないように手続きを進めましょう。